あこがれの書斎で使うデスクや書斎用家具の選び方
思えば、学生のころは「勉強部屋」という名前の個人空間が当たり前のように存在していたのですが、中年期に差し掛かったいま、自宅に自分のスペースが無い、とお嘆きの諸兄もおられるのではないでしょうか。「大きなデスクと書棚を置いた自分だけの書斎がほしい!」という人、いっぱいいますよね。
書斎を確保することは普通の中年サラリーマンにとってはなかなかハードルが高いことだと思います。ただでさえ猫の額のような家の中に受験期を控えた子ども達には最優先で勉強部屋を確保せねばならず、おやじの席は結局居間ぐらいしか残ってなかったり(悲)。それでも、「男には自分を考える空間がいるんだ」と考えている人もいっぱいいるわけで、あちこちで書斎論がブームとなっています。
仕事術や時間管理術なんかの本を読むと、よく書斎の効用について取り上げられていることがあります。たまに雑誌の特集などでも、有名人や一般の方の書斎の紹介が記事になっていることがあります。
こうした紹介記事は、他人のデスクやカバンの中身を見ることと同種の楽しさがありますね。紹介記事の写真を眺めながら、「こんな書斎いいな。」「俺だったらここはこうするのにな」って空想を膨らませるのはやっぱり楽しいです。この楽しさというのは、机やカバンの中身拝見と同じジャンルに分類されるような気がしますね。ついついいままでにもこうした書斎関連の本や雑誌を見かけるたびに買ってました。いつかは自分もこんな書斎をと夢見ているんですが、なかなか、これぞ!という書斎には出会えないでいます。やっぱり、その人それぞれで、書斎に対する考え方の違いっていうのはありますね。自分の書斎は自分で考えるのが一番なようです。
ジャーナリストで評論家の立花隆さんは、既成の机に飽き足らず、天板の大きな食卓用テーブルを書斎用デスクとして使ったりしているそうです。確かに色んな資料を広げたり、書き物をしたりしだすと、結構市販の机の天板の広さじゃ足りなくなっちゃうってことがありますね。食卓用テーブルを書斎に入れるのはちょっと難しいとしても、なるべく天板の大きなデスクのものが使い勝手が良いかなと思います。スペース的に難しければサイドテーブルも活用したいところです。私は既成のシステムデスク(サイドテーブルつき)の横に縦型のパソコン用デスクを並べて使っています。このパソコン用デスクにはパソコンは置かず、純粋にサイドテーブルとして使用してますが、これがなかなか使い勝手が良くて自己満足に浸ってます。本や資料など思いつくままに広げっぱなしにできるのってなかなか気持ちよいですよ。